どうやら甲虫に似るというのは、チャタテムシ類のなかにある一つの方向性らしく、「beetle-like psocid」で画像検索してみると、うひゃーって感じのチャタテムシがでてきたりする。
チャタテムシがイヤなのは、ほとんどの種が乾燥標本にしにくい点である。
何をどうしようが、やわやわ、へなへな、しなしなで、やりにくいったらない。
手軽なフリーズドライ標本作成法とか、有機溶媒かなにかで体内の水分を置換する安全な方法の開発が待ち望まれる。
いまのところ、生存時の体型のよすがとできる記録方法は写真しかないだろう。
よどみなくダッシュ歩きするツヤコチャタテ Lepinotus reticulatus 雌成虫の写真を撮影してみた。
東大阪市の民家で、家庭菜園の隅にあったワラから採集。
あまり、よい写真は撮れなかった。
前翅がすぐもげる。
ヒラタチャタテみたいに、どこでも容易に増殖できるってわけでもなさそうなのに、広く分布できているのが不思議。
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