2015/11/15

ウスキケシマキムシ

泉佐野市のりんくうタウンで採集したウスキケシマキムシ Corticaria japonica Reitter, 1877。
空き地に放置された枯れ草積みで、多くの個体を観察できる。

ウスキケシマキムシ成虫

雄の交尾器



交尾器のプレパラートは、ちょっとやり方がまずくて傾いた。
基本的に撮影後の交尾器はプレパラートからはずして、本体をのせた標本台紙の端にニカワで固定しておくことにしている。

ケシマキムシのいくつかの種では、
雄の前脚脛節先端近くの内側にトゲがみられる。
本種の雄にも小さいのがみられる。


普通種の交尾器の写真を撮影しておくことで、いつか何かの役に立つかも。
というふうに何かに使えそうといいながら、海や山で拾ったゴミや、電子機器ジャンク部品を溜め込んでいて、役にたったことが過去何回あっただろうか。
そういえば最近気がついたのだが、「いつか何かの役に立つかも箱」が自宅のこっそり隠していた場所からいつの間にか消えていて、なにげに家庭内に謀略や破壊工作の気配を感じる。

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