使うのを我慢していた自宅のエアコンを、本日試運転してみた。動かそうとする直前、過去の現場でのエアコントラブルを急にいろいろ思い出してしまった。
半年くらい停止していたエアコンの内部で何が起きていたかを、人々が驚愕とともに知ってしまう現象の数々。
工場内で「暑くなってきたから、エアコン入れましょう」と笑顔で責任者がスイッチを入れると、涼しい風が働く人々を撫で始め、みんなも笑顔になるものだ。でも、そんなときに誰かが、天井にあるエアコンの吹き出し口の真下あたりで変なコトに気が付いたりする。
よく清掃しているピカピカの床に、灰~黒色っぽい粉みたいなものたくさん落ちていて、顔を近づけると何か小さなものが動いているというアレ。
コナチャタテ科とかヒメチャタテ科とかウスイロチャタテ科とかetc、、、。
目のいい方なら、ケナガコナダニなどの菌食性が強いダニ類も発見できることがあるかもしれない。
自宅リビングでも、同じようなコトがあったりするとチョット嫌かも。
いちおう確認してみようと思いたち、本体内部から飛び出したものを集められるように、エアコンの吹き出し口にコロコロの粘着紙片を張り付けてみた。
スイッチオンして数十秒経過後、粘着紙片を剥がしてみると黒いものが少しくっ付いていた。
拡大すると、ヒラタチャタテと思われる種だった。ダニ類は残念ながら確認できなかった。
ヒラタチャタテの消化管に見えている黒いものは、たぶん菌類だろう。菌食性の昆虫の消化管内容物って、大抵真っ黒な気がする。
エアコン吹き出し口の隙間から奥を覗いてみると、シロッコファンにカビ様物質ががっつり付着しているのが見えた。
早速、YouTubeでDIYでできるエアコン清掃方法を検索した。
0 件のコメント:
コメントを投稿