ある非営利団体の活動に、会社がらみで参加しているのだけれど、そこのWEBページでなんやかやと身近な虫や家屋害虫を載せたいってことになり、会員諸氏に速やかに集めよ(無料でね ハート)と下達されたけれど、そんな虫の写真が都合よくちゃっちゃと集まるわけないやん!と思っていたら、3ヶ月ほどでスンゴイ集まった。
まあ生き物好きの団体でもないので、すべての写真の質が良好というわけではないけれど、とにかく目標としている種のほとんど集まって、集まらないのはわずかに4~5種となったが、なんでソレが集まらんの?って種が含まれていたので本日頑張って撮影に出かけた。
ターゲットは「ナミテントウ」である。
秋もかなり深まったとはいえナミテントウくらいおるやろ!と、和泉市の河川中流域を散歩してみた。
お手軽な叩き網採集法で攻めた。
クモやらアリやらばかリ落ちてきて、ナミテントウが意外に現れない。
「ナミ」とは「並(普通)」ではなく、「難見」ってことか?
それとも「波」ということかもしれんな、海の方に行くか、とかいろいろ考えながら叩き網を続けた。
小さい黄色いのが落ちてきた。写真にしてしまうとサイズもわかりにくいので、他に何も採れなければ、これもナミテントウということでもよいかもしれん。色彩変異が大きいという話だし。知らんけど。
道端の落ち葉だまりを足でかき回してみたら、よりそれらしいのが出てきた。ちょっと点々の数がおかしいような気もするがナミテントウ候補2号にしておく。
なんかちょっと、大きいのもクズの葉にたかっていた。
よそ者っぽいヤツだが、こんな色彩変異もあるかもしれん。ナミテントウ候補3号。
これは沖縄におるヤツちゃうん?最近は我が家の周辺にもおるんか!羽化失敗かな?後翅が変。こいつらもいろいろ大変なんやろな。
丸みが足らんし、ごつごつしてるのでコイツはナミテントウ候補からはずしとこ。
めっちゃ小さいヤツ。これはさすがにナミテントウ無理あるな。
これは本命っぽい。でも、点々がもっと多いヤツおらんかな。
点々はちょっと多いけど・・・。なんか違うな。でもナミテントウ候補にしておこうかしらん。少なくとも事務局の方々にはわからんやろな。
いちおうミッション終了したので、久保惣記念美術館(無料公開日)に寄ってクールベの波の絵を眺めてから帰った。
お、ひさびさの更新。和泉市のムネアカオオクロテントウも蔓延してきたようですな。
返信削除何年ぶりに急に近所で昆虫採集してみると、異国情緒を感じるって大阪の外来種はエグイわ。
返信削除