2016/09/20

秋のニセケバエ

ひとくくりにコバエと呼称されるムシたちには、実はいろいろいるけれど、害虫駆除業者だって分類が面倒くさいので、コバエの習性がどうの、コバエの対処方法はこうだのと、ふつうに何食わぬ顔でコバエを連呼しているものだ。
たまにコバエってものを分類してみることもあるが、けっこう面白い。

ビルの屋上の水溜まりの周りを、数匹のニセケバエが歩き回っていたので1個体捕まえて調べてみた。
夏も終わり、涼しくなってきてから、目につくようになった種だ。やたらと小さい(体長0.7~1.4mm)。
Manual of Neartic Diptera, Vol. 1(1981)をつっかえつっかえ読み、翅脈のイラストと見比べたりして検索をたどってみた。
Rhegmoclemina sp. と判断した。全北区で見られる属らしい。

春に出てくる奴らみたいに、大群になる例はなさそう。

ちょっと水にふやけてデカくなった成虫♂

翅脈



頭部 左右の複眼がくっついている。

雄の交尾器

精子ポンプ

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