害虫屋の雑記帳
ムシやダニを探す日々
2016/11/12
コツノアリの雄有翅虫
雑木林の林縁で小さな朽ち木を、いつになく注意深くチビチビと削っていた。
コジイと思われる朽ち木の端で、数個体のチビナガヒラタムシが出てきたためだ。
たどっていった孔道は、こちらの期待を打ち砕くように、すぐにコツノアリ Carebara yamatonis のコロニーに変わってしまった。
コツノアリの働きアリの体長は1mmほどだが、雄は3mmに達する。
こんな羽アリだけを採集してしまった場合には、名前なんか分りっこないと思う。
コツノアリ雄の交尾器
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