なんやかんやで、ブログに写真を上げそこなってたコウチュウダニのメモ。
神戸市産ヒラタクワガタ♂の口器周辺から、コウチュウダニが2種出てきて驚いたが、和泉市産ヒラタクワガタでは3種もいた。
3種の内訳は、脚の長い種が1種と、脚が短い種が2種。和泉市で新たに見られた種は、脚が短い種で、雄の肛吸盤が発達していた。
Canestriniidae gen. sp.2 ♂
この種は、脚が極端に短いという違いを無視すれば、ヨーロッパオオクワガタに寄生するCanestrinia dorcicolaにかなり似ていると思う。
通常、寄生性ダニ類は、宿主と1対1の関係にあるとばかり思い込んでいただけに、3種も同時に寄生しているなんて信じがたいことだった。
このブログでは、一応別種にしているが、ひょっとしたら「型」みたいなもので同一種ってこともありうるのだろうか?
それとも寄生部位に、それぞれミクロな違いがあって、3種が生活していられるのだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿